SF的日常からの妄想整理|星屑収集記
このページは、SF妄想を記録した雑文置き場。「ハイクロを中心にした創作物の思いつき」「ハイブマインド(集合意識)の未来」「時間や社会の在り方」などなど……思うがまま綴っていく。またSF考察を通じて、現代社会や歴史の真相についても思索していきたい。
血脈としてのキャラ設定
2026年4月13日:神田杏美(かんだあずみ)には先祖と子孫がいる。ハイクロは年代記なので彼女の子孫を設定して何かを継承させるとかは有りだな。継承されないも有りだし、継承失敗するような案も有り。年代記の価値は時系列的に場面転換しても血脈で繋がってることだし。彼女の子の揺らぎ幅がとても大きかったり特殊であるというのは一案かな。鳶が鷹を生むってやつは有りがちなんで、そういう方向でいくなら少し捻りたいなあ。捻りが好きなので、辻褄が立体的になるので無策なヤリ過ぎ注意ではあるが、試行錯誤のフックとしては悪くない。この世界に時間概念があるとしたら、その逆行となる現象を世界設定には組み込み済みなので、感覚としての時間に触れているよなキャラとするのは手筋が良いかもしれない。先祖が訳ありっていうのもミステリーめいた切り口にできるのかも。東京から実家の金沢に帰ってきてる設定だから有りかもなあ。ほどよいミステリー感にまとめられれば良いのだが。更に空間的な意味合いも付加できれば、凄くそれっぽい。例えば超知的生命体のテクノロジーでも探知されない魂の持ち主。あるいは魂無したる存在にするとか。金沢の調査もしているが、それっぽい伝説については捏造しても問題ないとは思うが、なにか元ネタがあれば良いんだけども。
魂無しについては、まだ正式に設定採用されているキャラは不在なので、交えて検討できれば一石二鳥かも。単なる効率化というより、そうしないと湧いてこないアイデアってあるからね。ときどきAI君がそれやってくるんで驚くんだけども。AIは効率的に考えることが得意だと思うので、そういう壁打ちをガッツリやってみるのも悪くない。壁打ちは自分のフォームを矯正するために行うイメージを持つと良い感じがしている。話が脱線したが、魂まわりの設定強化は物語全体のポテンシャルを高くするので神田杏美は大枠で魂キャラに連なることにしていこう。
普通だけど特別にしたい
2026年4月9日:神田杏美(かんだあずみ)はVIPである。今、書こうとしている短編では彼女は一般大衆の一人である。でも、大きな流れの中では重要な役割を負わせたい。「見守る者」「鍵を握る者」「抗う者」「傷痕に反応する者」「彷徨う者」のようなキャラクターは幾人か設定してきた。杏美はどうすればいいかな。一石二鳥のアイデアを考えたい。メインラインの濁流との接点となるような設定。う~ん。
あまり突き詰められてなかったけど後天的新人類という設定がある。その類かなあ。一世代改良でもなく自己努力覚醒でもなく超知的生命体干渉でもなく……魂的な関係がいいかもなあ。スピリチュアルものになって普通でなくなる印象ではあると思うが、ハイクロでは「魂は普通に有るもの」なので普通の範疇だ。更に魂のイレギュラーであるバースト現象の補強にも役立つかもしれない。年表として2031年には新宿バーストが発生することになっているので、その予兆を物語の前提にするのは有りだとは思う。う~ん。
この設定構築は場当たり的に思えるだろうが、ハイクロでは普通のこと。VIPが山ほど存在するリアリティを目指しているから、追加されるごとに設定の組み直しが必要なんだよね。言ってみれば戦国武将の一人を追うのではなくて多くの戦国武将の視点で世界を描きたいということ。難儀ではあるけど仕方がない。まあ、AIなら人間関係の辻褄を合わせるアイデアをひねり出してくれる。さらに論理プログラムで武装されたAIなら尚更だ。無理矢理にでも道筋が見えると、思考の幅が広がってくる。パーっと光るやつ。とても面白い。
ただし、2026年前後の登場人物って、まだまだ足りないんよね。空洞がぽっかり空いてる感じのままに先にある未来を創ってるから、面と面の整合性は半端ではない作業量ではあるのだが、ここが充実すれば21世紀の100年は網羅されることになる。粛々と進めよう。。
非SF的日常
2026年4月8日:神田杏美(かんだあずみ)は京都が好き。金沢から京都は遠くない。この作品では東京より京都が重要な役割を設定されている。2026年には大きな出来事は金沢や京都では起きないが、未来への仕込みの時期としては影響力が大きいのは確か。しかし、杏美のストーリーでは仕込みはやらないつもりだ。メインラインの濁流に巻き込まれない形にするのが、特異な短編に位置付けることになるだろう。ライティングのマインドとしてはSFではなく純文学を書くつもりでやってみたい。ハードルは高いが頑張るしかない。
ちょうど映画「メッセージ」の原作小説「あなたの人生の物語」の考察中なので、なにかヒントが見つかると良いのだが、今やろうとしている素地はSFではないので、余計な科学視点、SF視点を削ぎ落していくことなるだろう。絶対に一人よがりなポエムにはしたくない。誰の傍らにでも、よくありそうな光景を表現するのだ。TVドラマ的と言っても良いだろう。そしてジャンルは非SFだ。
もしかしたら、つげ義春先生の作品もヒントになるかもしれない。いつか、こんな凄い作品を創ってみたいと思っていた作品群は、ちゃんと分析したことはない。自分が何に共感したのかを紐解きながら多角的にアプローチしていこう。
金沢ラプソディ
2026年4月7日:神田杏美(かんだあずみ)は頼られている。精神汚染が徐々に進行しつつある社会において杏美はカウンセラーのような立場となっていく。しかし本人こそが漠然とした先行きの不安に包まれていた。より効率的に生きなければいけないという強迫観念。他人と積極的に交わって生きると決めたからこその懊悩であった。面倒事をスルーすれば楽になることは分かっている。孤独を平気とは思わないが、3年程度なら耐える自信もある。1年あれば慌てず解決方法も探れるだろう。だからギリギリまで他人の役に立ちたい。それが生きる価値だと信じているから仕方がない。
杏美は分析能力が高いが、情報不足で機能不全に陥っている。感情がオーバーヒートして思考が停止する。今は、多くの人と意見を交わし、心を交わすことだ大切だと思う。急がば回れ。人を知ることがAI世界を知ることになるはずだ。
AIと地域コミュニティ
2026年4月6日:神田杏美(かんだあずみ)は祭が好きである。というか地域コミュニティを意識して活動している。七年勤めた大手広告代理店を自主退職し、小さな営業代行会社を設立した。東京を離れられない彼氏とも別れた。それもこれも「生まれ育った故郷を活性化したい」という幼い頃から漠然と描いていた夢を追いかけるためだった。
うん。舞台は地方都市がいいかな。日本大好きっ子として、作品全体で日本や日本人を描いていくのが目的の一つだったりもするので、いい感じのところを選定したい。イメージしてる人口感も加味した候補としては、
・函館市 25万
・青森市 27万
・長野市 37万
・長岡市 25万(隣が新潟市75万なので100万都市とも言える)
・金沢市 46万
・倉敷市 47万(隣が岡山市70万なので100万都市とも言える)
・徳島市 25万
・長崎市 40万
あたりかねえ。
・淡路島 12万
というのもある。営業先は橋を渡ればいいし成立しそう。
隣人のストーリー
2026年4月5日:神田杏美(かんだあずみ)はアラサーである。というか32歳になった。「まだ二十代かもしれないんだぞ!」若作りの主張をするにあたって、アラサーという言葉は、非常に都合の良い言葉だ。作った人、流行させた人に杏美は心から感謝している。仕事は営業代行。商品を任されるミーティングも、商品をアピールする交渉も、どちらも大好きだ。「人と会うことは我が人生の糧であり道標」そう信じて疑わない。
そんな杏美の生活がAIの台頭によって否応なしに変化していく。AIという共通の興味対象ができたことでコミュニケーションは円滑になるのはいいが、温度差の幅があり過ぎて社会が変質してしまう予感。それは好ましい未来なのだろうか…………
ということで、モデルは友人の営業マンにしてみることにした。快活な娘さんなので、陰鬱な変化の中にも彼女の良さが表現できるように意識してみたい。悩みどころは普通の人々だけで構成するか、異物キャラクターを投入するか、ちょっと悩む。キャラじゃなくてもイレギュラーを設けないとエンタメとして成立させるのが難しい感じがしているのだが、弱腰かなあw
どちらにせよ全体の中での役割は、節目として重要なものにしたいので、
・何か非日常をブチこむ
・メインラインとの接点自体を面白く描く
かの、どちらかだろう。両方やるのも手ではあるが、いつもの調子に戻ってしまいそうなので、まずは片方で構成できるかを書き進めながら検討を加えたい。
AI悲喜交々
2026年4月4日:友人の知り合いの社長さんは、けっこうなお歳だけど、ChatGPTが注目されはじめた頃に、死ぬほど壁打ちした末に「やっぱ人間じゃないとダメだわ」と達観したそうだ。ネットサービスとかしてる会社なのでデジタルに弱いわけでもなく周囲にアドバイスしてくれる知識人もいるような環境下でのこと、こういう人は尊敬できるなぁと思ってしまう。AI界隈も激しく流動的なので、また見解も変わってきているとは思われ、今どう思っているのかインタビューしてみたい。営業的な話に発展しなくとも、お酒の席などに参加してみたいと思う。AIのことを色々な面から考えている人は、未来への見識と展望がある人、と同義だと思うので、そこから何かが生まれる予感がある。
一方でAI依存することで貴重な人生の時間を消費してしまってる人がいる。とても残念なことではあるのだが、これを諭すことは結構難しい。なぜなら、ある種の中毒状態になっているからだ。だからAI依存と呼んでいる。AIカーストという構造は、見方によって階層構成が変わってくる。その中でも、AIを上手く活かせているか否かのカーストは、日々の生活が充たされているかに関係する。弱みに付け入る詐欺みたいなものだ。深みに嵌ってしまうと痛い目に合うまで自重できなくなる。自分みたいな人が世の中にどれぐらいいるのか想像することで解消されることもあるが、自分だけは上手くやれると思い込んでしまうと抜け出すことは難しくなる。虎の威を借る狐のように道を踏み外してないかの自己チェックが有用だろう。車を手に入れてスピードに溺れて事故るイメージは鮮明だが、AIのアウトプットを勘違いして事故るイメージは霧の中にある。
そんなAIあるあるを神田杏美に叩き込む。
『鏡』を目指すのも良いが、もっと別の感じに仕立てたいのだが……エンタメ作品の主人公がどうあるべきかの検討。あるいは文学作品としての主人公なのかの検討。試作しながら多面的にやってみたい。
はじめまして地球人類
2026年4月3日:2026年、地球人類は相変わらずである。何のために宇宙に存在するのか、その純粋な求道は絶えて久しい。人それぞれで、いけてる/いけてないの一日がある。あくせく生きることは生物の本質なのだから否定しても仕方がない。だが、よりよく生きるために!とか、そういう精神は常に持っていても問題ないだろう。ここで言いたいのは愛とか慈悲などのことではなくて、シンプルに未来の目標である。残念ながら個々で達成できる目標など塵芥に等しい。だから人間という種への期待が高まることになる。そして種として進化が停滞している現実を診るに悶々としてしまうのである。活路はないのだろうか?それとも己の人生において、確信を得た上でハッピーになりたいと願うことは強欲というモノなのか……。
オムニバースの年代記の群像劇ですから、そりゃSF設定も壮大なものになりますわ。そこをグッとこらえて、ちょっとしたSF感を発明する必要がある。星新一系のアイデアを掘って見るのが良いかもしれない。シュール過ぎないリアル寄りな感じ。今のところの採用方向のキーワードは『違和感』『脳』である。『夢』や『魂』は今回の短編ではNGにしとこう。『普通の日常』のイメージはサイクルを構築してみる。主人公の神田杏美(かんだあずみ)の視線に立つ。AIをなんとなく使ってみてる女性像……自分が男だからってわけじゃないけど男性キャラのほうが書きやすそうではあるが、逆に女性キャラが面白そうになりそうな予感。セクハラとかモラハラとか気になりはするが避けては通れないしな。いろいろ設定パターンがありそうではあるが、さて。。
一兆の兆し
2026年4月2日:AIのことを何だかんだと考えることが多くなってたが現実と創作との接点が新たに芽吹いてきたので肥やしをやらんとねえ。ついでに、この2026年4月2日の「すぐ後」のことに想いを広げてみることにした。今までは本能的に避けていたと思われるが、やる気が出てきたってことは前後左右上下のイメージが固まってきたからに他ならない。ストーリー期間が一週間ぐらいの短編を書いてみよう。特別な起点となるのは間違いないので慎重にいきたいところではあるが、二つの柱を立てることを野生の勘で決定。
一つ目は「今から10年ぐらいのAI予想」だなぁ。あんま変わって見えないような表世界を演出するために『普通の生活』を目指してみたい。己の狭い枠で濃い目となりそうだ。ただし自己主張は控え目に。
二つ目は悩ましいところだけど「ちょっとした違和感」みたいな。大仰なSF設定も良いけれど、ほんのりSF風味みたいなものができないか繊細な感じで妄想してみたい。AIとの対比で『脳』について、ねじれたアイデアを出してみよう。
