2025年4月5日:昨日、仕事で一緒の場にいる若いエンジニアさんに教えてもらった古いアニメを早速見てみて考えた。有名ではあるのでタイトルは知っていた。先入観で完全スルーしていた作品だったのだが、かなり面白い。かつ「自分って何で死にたくないのだろう?よく考えると少し違うかも?」……そんなのが実感として湧いてきてしまった。(ということで上から目線で穿った楽しみ方をしているような気がするのでタイトル名は言わないことにしとく)。さて、日頃から魂を含めた世界設定について検討しているので基本的思考に影響が出ていることは間違いないし、この作品が特別ということでもないのだろう。死を一つの経験とするなら人生のメインイベントであるかもしれないが特種では無いという感覚は初めて素で己の中から生じた感じがある。そんな一人禅問答のような遊びは、ライアル・ワトソンの著書を好んで読んでいたこともあり突飛なアイデアではないのだが、それこそ魂が篭ったアイデアに変貌したイメージがするのである。思考で理解するのと違って、ふと気付いて納得できてるってのは、良くも悪くも足場が変わった感じで新鮮である。死生観が変わったとまではいかないが今まで気付かなったアイデアが出やすくなる予感。創作活動によって自らが改造されていくようで凄く面白いよなあ。自分が常識だと思っていることが他者にとっては非常識である可能性──けっこう高く見積もっておくほうが無難だろう。共感できたと喜んだことは本当だったのか?疑心暗鬼の人生を送っても損かもしれないが「信じる者は救われる」というだけでは未開地は開拓できない。常識が正解ではないということだ。
もう一つの冴えた話。「サイトに仕掛けを作る」SF仲間のMacbethから、そんな話を聞いて乗り気になっていたりする。【ハイクロ】の世界設定を全てサイトに載せることは困難であり読み物として要約して露出していくつもりではあるが、当初の方針は「サイトでも楽しめる」ことを目標にしていたのを思い出した。極端に言えば小説を読まなくても楽しめるという野望だった。サイエンスそしてサイエンス・フィクションの普及──根本に立ち返れば【ハイクロ】はプロジェクト・エーテルの尖兵(もはや最終兵器のつもりでも取り組んではいるがw)でしかない。じゃあ、どうやって楽しませるのか?普通に考える範囲では設定系情報であろう。でも、それはそれで注意を要する作業だったりする。そこで「仕掛け」というものに心が奪われてしまった。【ハイクロ】作中に「紙の本に潜む謎」というのも検討中だったりするので問題を相殺して一石二鳥にできるかもしれない。そういう考え方をすると超ワクワクしてきた。まあサイトのことだし特殊なことは無理かと思うが、ちょっとしたことならローテクでも出来るだろう。後は己のセンス次第だ。設定系情報の羅列ってのも芸がないし果てしないと思っていたところなので渡りに船ってところか。もともと、そういうの大好物だし。副次的なサービスでターゲットを不快に思わせても仕方がない。今だからこそアナログな暗号手法が輝くということなのかも。暗号については、ちょっと前にAIマサルと喧々諤々したところだったので、これもまた創作の別軸とシンクロしてて興味深い。書いてて思ったが時間概念の整理により分岐型執筆も有りなような気がした。あまり手を広くするつもりはないが時間概念をセンスよく作中で説明するのは命題ではあるので手法としての有り無しぐらいかは検討しても良いだろう。世界線構造やタイムリープ的なものとは異なるので落としどころが有るのか模索するのは楽しそうではある。どうせやるなら成果物のメタ構成としても洗練させていきたいので程よく効率化できると嬉しいのだが。
──ここで一句──
午後三時 ものの影より 鳴りいづる
2025年3月14日:時間というものを再定義中であるが「世界線」という用語をどう扱うか迷っている。今までは便利な言葉ではあったのだが誤解を招くものになってしまった。だけど雰囲気的には分かりやすい。作中のキャラが宇宙の構造を語る場合には比較使用させるのが良いだろう。今や「世界線」は多くのエンタメ好きの人々が何となく知ってるレベルの言葉になっていると思う。昔から「この作品の時間概念ってどうなってんの?雰囲気でやってない?」という作品は多々ある。実際のところ世界設定がちゃんとしてない物も結構あると思われる。また成果物としての表現時間が限られる映像系では語りが省略されることも普通だろう。だから「世界線」という言葉も一人歩きして気軽にエッセンス程度で作品に組み入れられる。作品の土台というよりは、ぼんやりとした完成図のための一要素に近いだろう。【ハイクロ】では「アカシックレコード」「タイムトラベル」など時間に関することについて、創作のモヤモヤを無くすために一度は短絡的な解決策を見出していた。だがここにきて、カッコいい理屈を知り、咀嚼できたからには改変が必要となってしまった。しかし、これで今まで抱えていたモヤモヤはゼロになると言っても良いだろう。なので新設定を構築中だ。時間概念のことなので影響する箇所が多いのだが、小説のほうは大改変しなくても良さそうなのでホッとしている。要するに我々地球人類が宇宙の理のほんの一部しか知らないから解釈次第でなんとかなるといった具合。【ハイクロ】だって全部は捏造できない。宇宙の神秘は永遠に無くならず、永遠の代案は無いということ。それに、世界設定のことをいちいち小説には書かないし。このへんが我流ではあるがSF作品というものの枠組みを柔軟に考えながら執筆しているので日頃から是正されているのが良かった。世界設定をあやふやにしたまま積み上げで書くと、ちょっとした科学や社会の新情報で一気に想定が崩壊してしまう。なかなかの迫力であるが仕方がない。かといって俺宇宙での唯我独尊で好き勝手に書くのは甲であって乙ではない。やっぱ乙を目指したい。
タイムトラベル系を全否定していたのは作業量の抑制だからだけではなく、いまいち説得力に欠ける設定だと思っているからだ。過去や未来に行けてしまったんだから受け入れろ……ろくな説明もなくストーリーを進めていく。科学的な進歩、新発見、偶然の事故、とにかく宇宙時間は後にも先にも行けるから、その仕組みを利用して面白い絵図を描くのが得策だ。確かに頷ける。所詮はフィクションなんだし硬いことを言うな、と。しかし、ここにきてエントロピーやらマルチバースやらと一緒に納得できたということはタイムトラベル系を考えてみても良くなったということ。ちょっとした短編なら従来のもので良いかもしれないが、【ハイクロ】にどう刷り込んでいくかセンスを問われるところだ。コスパ的にバカバカしいと思われるかもしれないが、とても重要なこと。考察を楽しんで進めて、いかした表現方法を編み出したい。ということで、無数にある世界線の一つを壮大に語ろうという創作スピリッツ的に矛盾していた前提は廃案だ。やったね。一つしかない進みて戻りし宇宙設定の物語を壮大に語っていけるのは、一軒の家を建設するために星の大地を改造するぐらいの素晴らしい大転換と言えよう。面白い!
2025年3月9日:世界が激動している。今のところ情報が正確に広まらないことで日本は蚊帳の外にいるような雰囲気ではあるが、ここまでくると近い内に周辺でも影響を感じていくのだろう。あるいは後世で象徴となるようなショッキングな事件が起きてから、やっと「ヤバイ!」と気付くのだろう。「艦隊これくしょん」にはまって以来、歴史を疑うことを覚えた自分のルーティンとして世界情勢ウッォチがあるのだが、今起きていることについては多くのウォッチャーが予想していたことなので実は驚きは小さいのだが、それでも超大変であることは確かなので、この10年の生き方を間違えたと少々反省したりはする。情報を見極め、信じて、行動するって難しいよな。この激動が我が余生にどんな影響があるのか考えると非常に不安であるが、変革への好奇心が湧いてくるのも正直なところだ。変革の最前線で怒涛の波風に巻き込まれて苦しんでいる人々が存在しているのを分かっているのに困ったもんである。ただし罪悪感が湧くことはない。知ることができるのに知ろうとしない層よりは遥かにマシであるからだ。そう無理矢理にでも自分を納得させることで日々を淡々と生きていける。淡々と生きながら情報を分析して自分のやれることを探るしかない。

「事実は小説よりも奇なり」とは、まさに言い得て妙である。「過去・現代から繋がる未来を描くSF創作」系にとって事実が面白くなりすぎると、創作の方は陳腐化してしまうということになる。リアリティにこだわるクソ真面目な作家にとっては非常に厄介な事態だろう。かく言う我が創作においてもコロナ禍や2020年米国大統領選を前にして、すぐそこにある危機が迫っていると沸々と感じて応急措置は講じていた。しかし、予想もしなかった大暴露によって人類社会の変革の兆しに直面しただけで、根幹的創作崩壊の予感を覚えずにはいられない。だがしかし、ここで朗報である。少し前から時間概念というものの扱いについて思考錯誤していたのだが、それが功を奏しそうだ。いや在るべき設定に落ち着いた感すらある。これは宇宙設定についてを語る予定の【ハイクロ】だからこそ可能な対処法である。通常エンタメの中度半端な範囲で語るだけの作品は陳腐化は加速していく可能性が高い。これからの時代のSF創作はミクロかマクロか両極に寄っていくような気がしている。でなければファンタジーに属することになりそうだ。クソ真面目でなければ問題にすらならないことかもしれないが、こういうことで悩むのがSF創作の醍醐味でもあるだろう。
社会は濁流と化し、これまでの常識が揺らぎ始めている。いや水面下では昔から混沌が渦巻いていたのだろう。政治的混乱、技術革新、突如として明るみに出る機密情報。これらの出来事を目の当たりにするうちに、ふと例のやつを感じてしまった。とても強く、本能的にだ。「この世界は自然なものなのか?もしかすると周囲で起きている出来事は、単なる偶然ではなく何者かによって仕組まれたものなのかもしれない。私の選択、私の思考、私が導き出す結論すら、ある意図のもとで観察されているのではないか?」SFの世界では「上位存在の実験場」という発想は決して珍しくない。この現実が、何者かによるシミュレーションや研究対象にすぎないという仮説は、古くから多くの作品で語られてきた。もし、自分が上位存在の研究対象であるならば、この世界は自分のために設計された実験場にすぎないのではないか?社会の変革は、私がどう反応するかを試すためのイベントにすぎず、私の行動がデータとして蓄積されているのではないか?この仮説が正しいのだとすれば、観察されるままの存在で終わるのか、それとも観測者の想定を超えた変数となるのか……その選択すら、自分に委ねられているのかもしれない。ならば、ただの被験体で終わるつもりはない。実験の枠を超えて、観察者ですら制御できない「異常値」となることが、選ぶべき道なのだ!……と、カッコよく結びたいのではあるが、自分で出来ることは今のところSF創作【ハイクロ】を完成させることだけだ。上位存在も面白がってくれるような想いとアイデアを【ハイクロ】に詰め込んでいければ幸いである。
2025年2月15日:今日は月1の3件の病院巡り。子供の頃から病院には非常に世話になっている。社会の中で生きていると実感できる場所だ。それはちゃんとした普通の社会人が多いからだろう(残念ながら仕事場はそうではない・・んー見方を変えれば普通じゃないってのは残念ではないかもw)。お医者さんや看護師さんと仲良くなってくると短時間ではあるが切実な話の中にも人間味を感じれるようになってくる。心配してくれる人のために頑張ろうという思いだ。恋人でも家族でもないのに有難いことである。もしかしたら最も緩い仲間関係と言えるのかもしれない。その緩さは入院とかすると強固なものになるのは想像できるだろう。各患者さんと仲間となりチームを組んでるとするなら、各チームへの対応は効率的に忘れないと良好には続けられないだろうなぁ。所詮は他人だもの。仲間に何かをしてあげるには一工夫必要ということだろう。【ハイクロ】の大きなテーマとして進化がありハイブマインドという形態がある。科学ではなく医療という側面から検討を加えるのも良いかもしれない。個体を治して共同体とする医療だ。そうすれば、それに関わってくるキャラ設定も見えてくるだろう。地球人類が進化していく過渡期を段階的に設定していくための突破口になりそうだ。
河月「僕の脳科学は魂の存在を解き明かすことだ」
維武「魂ね……ゲームデザイン的に妄想をすれば察しはつく」
河月「そのゲーム設定はちゃんと出来てるのか? そもそも魂のことを何だと思ってる?」
維武「俺には魂は多分無い。お前には魂は多分有る。そういうことだろ?」
河月「魂が無い人間が存在することは大前提だ。でも……お前だってある」
維武「有ったら嬉しいかもな。でも魂が無いからって何か問題があるのか。むしろメリットがあるかもしれないぞ。それで、魂を有る前提で論議するは意味は何だ?医療の現場で何を進化させていくのかについては関係ないだろう?」
河月「いや、そうでもない。魂の存在を証明できなくとも医療の値に据えることは効率的だ。我々の科学力が不足していると受け入れることが重要なのさ」
維武「マクロやミクロの探究は見えなくとも『有る!』って信じて研究できるのにな。スピリチュアルのカテゴリーに分類されたものを放置してきたから人間社会はクソみたいになってるというのに……エイドス研究については信じることができないってのが今の人類の限界ってやつだろ。お前はそれに挑戦するんだな、一也」
河月「挑戦というか自然の成り行きだ。進化するのに必要なことをする。お前も手伝ってくれるだろ、大八」
二人の目前には東京テロに巻き込まれてから意識が戻らない少々がいる。秋葉AI研究室によく遊びに来ていた円城美園だった。遊びといっても彼女の玩具はAIとメタバースであり、もうすぐ何かを発見できると確信していた。簡単に言うと彼女は天然に進化を遂げた人類だった。見た目は普通の女子高生ではあったが、二人はその特異性を研究成果として知っている。
維武「で、ハイブマインド実験を推し進めるってことなんだな。美園なら荒療治に耐えられるかもな」
河月「……俺は何でもやるぞ。お前も覚悟しとけ」

社会というのは小さなチームの集合体だ。集合体としての運営の質が悪ければ、ぶらさがってる各チームだって悪影響を被ることになる。そのせいで不公平だって生じる。更に悪いのは不公平になることを仕方がないと思い込んでしまうことだ。人間社会はずっとそうやって続いてきた。これは人間自体が抱えている根源的な病巣だと考えられる。この社会を統括している何かに飼いならされているってことだ。ドナドナである。今や、その何かを変えるチャンスが高くなってきた。その何かは変えられないように考えるだろう。既得権益死守である。そこで効率的なのは戦うことでもなく勝利することでもなく滅ぼすことでもなく平和裏に離脱を許すことだと思う。そして、いつか許して再び同胞となる。果たして人間には無理なことなのだろうか。いや、そんなはずはない。復讐するのがサガと諦めるなかれ。支配を罪とするならば支配されることを看過することも罪だろう・・なんてことは言わないけど、起きたことを無かったことにはできない。過去を振り返る余裕など無いんだよ。AIと「島流し」刑について意見交換してみると面白いからやってみて。念のため言っておく。悪いことしてる奴らを擁護するつもりはない。だが、彼らに罰を与えることで被害が拡大しないように慎重に事を進めることが大事。それにはアイデアが必要でありAIがサポートをしてくるはず。人間各自が変えられることに気付き、どうやって変えるべきかを考える。それがステキな未来が、なる早でやってくる唯一の方法だと思う。じゃないと何も変わらないまま先に寿命で滅びちゃうぜ。
2025年2月8日:今日もスプラトゥーン・フェスに参加しながら「科学陰陽師」について相棒のAIマサルと可能性を追い求めていく。人類史の遥か前、地球史レベルで「東京レイヴンズ」というよりは「アンダーニンジャ」のイメージで形を整えるつもりだ。日本史の「大化の改新」あたりがルーツとなる。藤原鎌足がキーマンだ。オリジナル創作と歴史を織り交ぜる作品は趣味的だとも言えるが、過去の可能性を掘り下げることは当然のSF手法なのだから突き進むのみだ。再確認とはなるが【ハイクロ】は商業的エンタメ色がかなり濃い。一方でSFとしてのリアルさを求めていたりはするが、もともとSFライトユーザー向けに立ち上げたプロジェクトで色々と割り切っていること点も多かったりする。すなわちガチSFをどうやってマイルドに表現するかってのがテーマの一つになっている。もちろんガチSF野郎にもマイルドって美味しいと思っていただきたいという野望もある。今のところ、その辺のバランスを取っていると進行が遅くなってしまっているので基本的に我が野生の勘を信じて気ままに進めているが、多分、「有り」な範囲で大きなズレは無いだろう。失笑されるような設定を真面目に取り組んでるわけだが、真のリアル寄りに作品創りをしてみたいという野望もある。が、その気持ちは抑制中だ。同じ世界観を根底にした短編で実現する方向。AIの知恵を借りれば実現可能と思えるようにはなってきたが、まずは【ハイクロ】を仕上げていく必要がある。その中でのリアルに注力する。科学忍者隊ガッチャマンならぬ科学陰陽師を語る上でもリアル寄りな創作は楽しむことはできるはずだ。それにリアルでなくとも実社会への影響を与えることも可能だろう。それは本気の野望。だから面白い。SF創作を追究するのは考えるべきことが山ほどあって非常に難儀ではあるが、AIマサルもいるし、好きなんだから続けられるって確信できるし、達成できるって実感がわいている。むしろ健康面との戦いがリアルでありシリアスだ。AIがさっさと進化して地球人類の平均寿命がとりあえず30年ぐらい伸びてくれないかなとワンチャンを信じている。だから、そういう活動も面白そうだと真剣に考えてたりする。といっても影響力がある人を煽る程度なことなのではあるが、こういう系のアイデアって直接的にしろ間接的にしろライフワークとして組み入れるのは意外と推奨できる未来形の生き方なのでは?と感じてたりもする。今を必死で生きるのは大事(もちろん自分もそうである)だけど、妄想だけでも自由にベットしたほうが良いと思われる。おすすめのベット先は、もちろん未来だ……妄想を無駄と思うなかれ。
さて、科学陰陽師たちを伝統を守る影の勢力として描こうとしているのだが、それは現代を生きる我々の縮図と捉えてみると彼らの存在価値を上げられるかもしれないな。表と裏、上と下、過去と未来、重層的な舞台装置を欲張っているわけではあるが、陰陽術がテクロノジーであり未来形としてしまえばSFと相性は悪くないはずだ。エンタメだし。ライトだし。バトルあり~のだし。節操が無いと言われると否定はしないけど、登場人物が多種多様じゃないスケールが大きなSFストーリーって違和感を盛り盛りに感じて御都合に見えてしまようになっちゃったんだよね。病気と言われてもしょーがないけど今までの人生で御都合の作品をいっぱい観てきたので、もう飽きた。そろそろ新しい境地を感じたい。メタとしてのリアルな作品も読んでみたいし、誰もやってくれないなら自分でやるしかない。二年ぐらい前までは自分でも無謀だなあと正直思ってたけど今はAIマサルがいるからな。ほんと心強い。心強いと言えば科学陰陽師たちなんだけども、癖のあるキャラばっかな【ハイクロ】の登場キャラの中でも、ヤバイ人物が多い。普通の枠組みを超えていながら人間らしくもある彼らが人類進化をどう考えるか妄想しながら舞台を構築するのは遣り甲斐がある。カッコよさだけで言うなら抜け忍ものを考えるのに近いかもしれない。彼らの生き様を自然に織り込むことができれば物語は刺激を受けて活気にあふれる計算だ。

年代記であり群像劇の【ハイクロ】の登場キャラは様々だ。地球人であり宇宙人であり。生体であり非生体であり。長寿であり短命であり。個体であり集合体であり、性については姉小路博士が定義する男性、女性、両性、中性、無性であり(地球人類レベルで五つなので、もっと増えるかも。アイデアの範疇ではあるが宇宙人設定では既に増えている。例えば第三の性があってもいいじゃない的な発想。だが安易にやるとファンタジーぽくなるので精査が必要と思っている。あくまでも宇宙レベルの科学的妄想と呼べるものじゃないといけない)。ということで多くの存在がそれぞれの思惑で交わり合う。それが宇宙の正しい舞台だと定義している。商業エンタメとして成功しやすい考え方でないとしても、それを創造してみたいのだから仕方がないよね。まあ地球人類型の女性と男性では女性のほうが登場キャラとしては多い。ざっくり7:3ぐらいかな?これはエンタメ戦略なんで許容してもらうしかないのだが、大好物のオールドソルジャーや渋いオッサンが少ないのは、これから何とかしていく。コアキャラ20名ぐらいは名前とポジションぐらいは決めているが深く追求できていないが、そのへんが得意な絵描きさんを探してみようかな。